ビールの味がわからないと言うことは、イケメンじゃなくてもモテる可能性があるというこの世の真理
ビールの味が、わからない。
飲み会をしても許される風潮になってきたこの頃。朝起きて、満員電車に押し潰されながら会社にむかいスタバでコーヒーを買い、出社しメールをチェックしたらトイレに向かうふりして外出し2時間散歩し、何食わぬ顔で席に戻ってくるweb制作者ガルガリオンです。こんにちは。
居酒屋さんにいくと「とりあえず生でいいか!」という人はすくなくないと思う。僕もそうだ。気づいたらあっという間に3杯くらいジョッキをからにしてしまう。そこでふと言われたのが「ビールすきなんですね!」という何気ない一言だ。
ビール… 確かに人よりすこし早いペースで飲んでしまう。しかしビールの味に関して おいしい!最高じゃー!!! と感じたことは、おそらくない。仕事終わりにみんなで居酒屋さんに行ってビールのんで「この1杯のために頑張ったー」とか聞くけど、そんなに美味しいだろうか。
確かに蒸し暑い夏にキンキンに凍ったジョッキで出てくる生ビールは相当おいしそうにみえるし、飲んだ後は「最高ー…!!!」と思わず発せさせるポテンシャルは十二分にある。
でも味は… ちょっと苦くて酔っぱらえる水。メーカーさんによって味の違いもあるけど、自分にはあまり違いがわからない。
これはコーヒーにも同じことが言える。純度の高い苦い水、雑味の多い苦い水、酸味のある苦い水など。たしかに、味の違いはわかるが苦いを美味しいと感じたことはない。自分の苦味に対する解像度が低いのかもしれない。
しかしながら、これは雰囲気イケメンがイケメンではなくてもモテるといことと原理が似ているのではないか。中身が伴っていなくても雰囲気さえ仕上がっていれば、居酒屋の定番メニューにもなれるし、夏のガーデンの主役にもなれる。朝、起きてから仕事に取り掛かる前に落ち着いて豆を挽いて香りを楽しみながら熱湯を注ぐ丁寧なくらしのシンボルにもなれるし、女性をたべることもできる。
そう思って徐に「雰囲気イケメン 苦い」とgoogleで検索したところ、イケメンは甘いマスク、ブスは味見もしたくない。という天啓を得て、ビールもコーヒーも味わってもらえるだけでイケメンなんだなぁ。などと思いました。
…というこの記事はコーヒー飲みながら書いています。
コンサルティング会社 → 新聞社でweb制作。写真とエンジニアのスキルを使用してプロジェクトに従事。